笹森 新 × 柳原 圭輔 笹森 新 × 柳原 圭輔 笹森 新 × 柳原 圭輔

いつまでも、エンジニアとして第一線に。それって実は珍しいことなのかも。 柳原
柳 原
笹森さんは今、どんな仕事をしているんですか?
笹 森
今は金属を削って車の部品などを作る工作機械を制御するためのソフトウェアを開発しています。 その中でもセキュリティにかかわるものですね。
柳 原
セキュリティって、どんな?
笹 森
例えば大量破壊兵器を作っている国があるとしますよね。会社の機械が、そういう国に悪用されないようガードするものを作る。その中でも信用を左右する重大な機能に関わっているっていう実感はありますね。
柳 原
プレッシャーありそう~。
笹 森
かなりありますね…。でも、自分で考え抜いた技術が会社を守っている!って思うと、すごくやりがいを感じますよ。

「自分の作ったものが店頭で使われているのを見ると感動しますね」と語る柳原さん。

柳 原
僕は今、組込み機器の中で動いているプログラムの開発をしてるんだ。携帯などに内蔵されているものとか。組込み機器って大規模な開発じゃないので、自分の作ったものが目の前ですぐ動くのを見られるのがいいかな。
笹 森
あ、そういえば、今、私の部署で作っているものは、全世界に出回っているんですよ…。
柳 原
例えば、どんな?
笹 森
私のチームでは、お客さんが直接使う機能のベースを開発しています。アプリケーションだけじゃなくOSから作っています。組込み用のOSをカスタマイズして、それを操作盤にインストールする仕組み。
柳 原
それがあると、どんどんアップデートしていけるよね。
笹 森
実際、サービスマンが世界中でソフトをアップデートしていますよ。ヤナギさんは、何か今まで新しい技術に挑戦したことってありますか?
柳 原
タッチパネルが流行り始めた時期に、うちでもiPhoneやiPodみたいなものを作ってみようとなって。今までスイッチで作っていたテンキーを、指で触れると「タッチされた」と認識できるプログラムを書こう!としたことがあるかな。
笹 森
そういうの、ワクワクしますね!
柳 原
苦労して仕組みを解析して、試作品を作ったんだけどね。その上に指じゃないものが触れると、押してもいないのに勝手に反応しちゃったり…。そういう風に試行錯誤して頑張ったこと、すごく記憶に残っているなぁ…。
笹 森
それって、面白い経験ですよね。
柳 原
やりたいと思ったことには挑戦できる環境だよね。技術のトレンドは、常に追いかけていきたいし、開発はずっと続けていきたい。先輩たちは歳を重ねても現役バリバリで活躍している。それができるって、実は珍しいことなのかも。
笹 森
面倒見のいい先輩も多いですよね。働いている人が、みんな楽しそう。それが、入社の決め手でもありました。あ、社食のおいしさのとりこになったっていうのもあります(笑)。
柳 原
僕は大学時代に自分で電子回路を作ったりプログラムを書いたりしていたんだけど、ここでやっていることがそれに近かったのが応募したきっかけかな。
笹 森
私は大学で簡単なゲームのようなプログラムを作る講義があって。クラスでチーム分けして対戦するんですが、すごく面白くて。プログラム書いたり、ソフトを作ったりしているうちに、のめり込んでこの道を(笑)。
柳 原
実は僕の研究室、生物系でフラスコ振っているようなところだったんですよ。
笹 森
そうなんですか?なぜこの道に?
柳 原
大学のころから自分でロボットや回路を作っていたんだ。会社見学に来たときに、自分の興味がここの会社にあると感じて。
笹 森
あと社食もおいしかったし。
柳 原
それね(笑)。

「この先もずっと開発を続けていきたいと思います」。ベテランが活躍するBUGは、それが実現できる環境だ。

笹 森
そういえば、1年だけ一緒に仕事したこともありましたよね。
柳 原
違うチームだったけど、同じ新製品開発の部署でね。
笹 森
ヤナギさん若かったけど、できる人だなぁと。何年かしたら、自分もあんな風になれるのかな?って思いました。
柳 原
笹森さんは淡々と仕事をこなしていて、将来大きくなっていくんだろうなという印象でしたよ。
笹 森
お互い似たような印象を持っていたんですね。
柳 原
仕事のこだわりとかも似てる気がする。
笹 森
ヤナギさんの、仕事でのこだわりって何ですか?
柳 原
プログラムを作る時の設定かな。コードを効率よく書いたり、検索の速度を上げるために、プログラムを書くためのプログラムを作る。こだわりすぎて、その設定の方にたくさん時間を使っちゃうことも…(笑)。
笹 森
私はコードの品質。読みやすいコードのためには妥協しない!100行のコードを書いて見直した結果、最終的に10行になるっていうことがよくあるんです!
柳 原
バーッと書けば100行くらいは、すぐなっちゃうもんね。
笹 森
100行でも10行でも、できあがって表に出てくるものは一緒。でもそこで見直さないと、将来的に機能を追加したり変更したり、余計な時間がかかってしまう。開発者として、エレガントなコードの書き方っていうのはこだわりたいと思ってます、はい。
柳 原
かといって、いくらエレガントでもレビューのときにわかってもらえないことも(笑)。
笹 森
自己満足なところもあるんですけどね。教えてくれる人はいても、こればかりは経験しないと絶対身に付かないから。コードはいっぱい書いて、いっぱい書き直しましょうっていう感じです。

「自分の作ったものが店頭で使われているのを見ると感動しますね」と語る柳原さん。

「この先もずっと開発を続けていきたいと思います」。ベテランが活躍するBUGは、それが実現できる環境だ。

仕事に夢中、プライベートでは娘さんに夢中。公私ともに、打ち込めるものがある幸せを感じている。

おかしい人が多いです。褒め言葉として。 柳原 おかしい人が多いです。褒め言葉として。 柳原
柳 原
社内にはすごい人がたくさんいるよね。おかしい人。これ、褒め言葉ですよ(笑)。割とみんな、おかしい。
笹 森
ヤナギさんのところには、どんなおかしな人が?
柳 原
うちには「誰々さん月(げつ)」っていう、仕事の本数を計る単位があるよ。
笹 森
スピードとか、ですか?
柳 原
普通の人が大体1カ月かかる仕事のことを「1人月(にんげつ)」って言ってるんだ。でもAさんがその仕事をすると3日で終わるから、「Aさん人月」って新しい単位が生まれちゃう。ものすごいスピードで仕事を終えてしまうんだよね。
笹 森
うちには「四天王」って言われる人が3人いるんです。
柳 原
「四天王」なのに3人(笑)。
笹 森
不具合の問い合わせがあって、それについて聞くと答えが完璧に返ってくる。何を質問しても一瞬で返ってくるから「この人、知らないことがないんじゃないか?」「何でそんなことも知ってるんだ?」って。そんな人が揃ってますね。
柳 原
趣味も面白いというか、おかしな人が多いよね。晴れたら有休取って山登り、雨なら休み取り消して出社とか。
笹 森
良くも悪くも、みんな自由ですよね。変に拘束されず、それぞれの趣味を楽しんでいる。
柳 原
突き抜けている人は確かに多い。
笹 森
我らが野球部にも多いですよね。
柳 原
公式の軟式野球部。なんか言葉的にややこしいな(笑)。
笹 森
チーム全体は20人くらいいるのに、試合の招集をかけるとなぜか9人しか集まらない…(笑)。
柳 原
今年の成績は、キャプテン兼監督としてどう?
笹 森
最下位は回避したので良しとします(笑)。テクノパーク野球大会で、7社中6位!
柳 原
来年も、ともに頑張ろう(笑)!
笹 森
チームの年代もいろいろ。エース&キャッチャーは40代後半。二人の合計年齢が90歳超えたって言ってました。
柳 原
レジェンドじゃないですか(笑)。
笹 森
若手も毎年一人二人は入ってくれてますしね。
柳 原
会社に入ってから野球を始めた人も多いよね。僕も未経験なのに見学に行ったら、ユニフォーム渡されちゃった(笑)。運動は嫌いじゃないし、全然いいんだけどね。
笹 森
これから入ってくる人にも、必ず一度は声をかけます(笑)。

未経験者でも、野球に興味がある人は大歓迎。来年は7社中6位から、その上を目指す(笑)のが目標とか!?

神経質で臆病なくらいがいい。良いソフトをつくるためにはね。笹森
柳 原
パソコン触って楽しいなっていうひとなら、うちの会社は大丈夫!ものを作っていく人、作っていきたい人、大歓迎です。
笹 森
質の高いソフトを作るためには、細かいことを気にする人が向いていると思います。神経質で臆病なくらい。自分も性格が細かいというか…。
柳 原
笹森さん、凝り性だしね。
笹 森
制御ソフトって下手したら事故につながって、命にかかわることもあるから。臆病すぎるくらいでいいんです。細かいことを気にする、妥協しない。そういう人が入ってきてくれるとうれしいな。
柳 原
いろいろ面白がって試してみたい人がいるといいよね。
笹 森
今年新卒のM上くんも面白かったですよね。
柳 原
3Dプリンタ買って印刷して、「楽しそうだからやってみちゃいました!」って(笑)。そういう人が会社に新しい風を吹き込んでくれるし、新しい技術にも食いついてくれる。
笹 森
何でも面白そうだから挑戦してみるっていう…。
柳 原
新しいプログラミング言語が発表されたら、1週間後には自分のものにしてみんなに教えてくれる人もいたり。
笹 森
勉強会が自然発生的におこるのって、この会社の伝統的な社風ですよね。
柳 原
好奇心やチャレンジ精神旺盛な人がいると楽しいと思う。
笹 森
あ、あと野球部はいつでも部員募集中です。
柳 原
女性マネージャーも募集しています。スカウトしたけど、断られちゃった(笑)。

「常に時間との戦い。開発者として、時間の許す限りコードにはこだわりたい」と話す笹森さん。